複合旋盤による自動加工で工程削減・品質安定・コストカットに。
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2026.01.23
近年のCNC自動複合旋盤は、旋削加工だけでなくミーリング機能も大きく進化し、
工程集約を前提とした加工が当たり前になりつつあります。
その中でも、実際の加工現場で
「使いこなせるとかなり強い」と感じるのが背面ミーリング加工です。
明光製作所では、
Citizen L20 および Miyano BNA42 を使用し、
背面ミーリング加工を含めた工程集約での製作に対応しています。
背面ミーリング加工とは
背面ミーリング加工とは、主軸側で加工したワークを
背面主軸(サブ主軸)で受け取り、
その裏側に対してミーリング加工を行う工程のことです。
端面仕上げはもちろん、
スリワリ、Dカット、キー溝、タップ加工など、
裏側にもフライス加工が必要な形状に対応できます。
実際の加工イメージ
例えば、次のような製品を想定します。
表側加工
・外径加工
・端面加工
・内径加工
・ミーリング加工(スリワリ・Dカットなど)
裏側加工
・端面仕上げ
・背面ミーリング加工(表側と位相・位置関係が必要な形状)
・貫通偏芯穴のタップ加工
これらの工程を、
ワンチャック・ワンマシンで完結させることができます。
表側でミーリング加工が出来ないケースもある
実際の加工現場では、
・サブチャックのチャッキング位置
・把握長さと加工残し代
・製品形状による工具干渉
・表裏工程のバランス
といった理由から、
正面(主軸側)ではミーリング加工を入れられない
というケースも少なくありません。
こうした場合でも、
背面主軸でワークを受けてから
背面側でミーリング加工やタップ加工を行うことで、
工程を成立させることができます。
表側ミーリングと背面ミーリングの組み合わせが重要
背面ミーリング加工は、
単に裏側を加工するための機能ではありません。
特に、
・表側にもミーリング加工がある
・表裏で位相・位置関係が求められる
・再チャッキングを避けたい製品
こうした条件が揃ったとき、
背面ミーリング加工の強みが一気に際立ちます。
表側のミーリング加工から背面ミーリング加工までを
同一基準で連続して行えることで、
・位相ズレ
・芯ズレ
・セット誤差
といったリスクを、
工程そのもので抑えることができます。
貫通偏芯穴のタップ加工にも対応できる
背面ミーリング加工の応用として、
貫通偏芯穴のタップ加工にも対応可能です。
偏芯穴加工は、
・再チャッキング時の位置ズレ
・タップ折損リスク
・位相管理の難しさ
といった課題が出やすい工程ですが、
下穴加工からタップ加工までを
同一機内・同一基準で行えるため、
安定した加工が可能になります。
「公差ギリギリだけど大丈夫?」が減る理由
表側ミーリングから背面ミーリング、
さらに偏芯穴タップ加工までを
ワンチャックで行えるため、
・芯ズレ
・角度ズレ
・セット替え誤差
といった不安要素を、
構造的に抑えることができます。
その結果、
「公差が厳しいけど、工程的に不安が残る」
といった案件でも、
安心して加工条件を組むことができます。
注意点と使い分け
もちろん、背面ミーリング加工にも注意点はあります。
・工具突き出しが長くなりやすい
・剛性不足によるビビり
・ミーリング主軸の出力・回転数制限
・プログラムが複雑になりやすい
製品形状やロットによっては、
マシニング工程を分けた方が合理的な場合もあります。
設備特性と工程内容を見極め、
最適な加工方法を選択することが重要です。
まとめ
CNC自動複合旋盤の背面ミーリング加工は、
・表裏に関係性のあるミーリング形状
・表側では工程的に加工できないケース
・貫通偏芯穴のタップ加工
こうした条件が重なるほど、
大きな効果を発揮します。
明光製作所では、
Citizen L20・Miyano BNA42 を活用し、
背面ミーリング加工を含めた工程集約での製作に対応可能です。
図面内容やロットに応じて、
最適な設備・工程をご提案いたします。
設備紹介(リンク)
CNC自動複合旋盤を含む設備一覧はこちら
https://meikou-s.com/facilities/#tax_list_automaticcombinedlathe
おはようございます😃
— 明光製作所3代目【CNC自動複合旋盤で精密部品加工 兄弟経営&子育てパパ】 (@Meikou_s) March 8, 2024
久しぶりの朝の挨拶です。
先日、集合写真を撮ってもらう機会があり、良い写真だったのでこちらに上げさせてもらいました!!
明光製作所はこのメンバーにプラスもう1名でやっています。
みなさまどうぞ宜しくお願い致します🙇♂️#金曜日は金属の日 pic.twitter.com/3MeZ6tDKwh