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2026.10.13
図面に「±0.1」などの公差が記載されていない寸法は、どのくらいの範囲まで許容されるのでしょうか。
このような個別の公差指示がない寸法に対して使用されるのが「普通公差」です。
機械加工でよく使用されるJIS B 0405では、長さ寸法などの普通公差が「精級(f)」「中級(m)」「粗級(c)」「極粗級(v)」に分けて規定されています。
単位:mm
| 基準寸法の区分 | 精級 f | 中級 m | 粗級 c | 極粗級 v |
|---|---|---|---|---|
| 0.5以上 3以下 | ±0.05 | ±0.1 | ±0.2 | ― |
| 3を超え 6以下 | ±0.05 | ±0.1 | ±0.3 | ±0.5 |
| 6を超え 30以下 | ±0.1 | ±0.2 | ±0.5 | ±1 |
| 30を超え 120以下 | ±0.15 | ±0.3 | ±0.8 | ±1.5 |
| 120を超え 400以下 | ±0.2 | ±0.5 | ±1.2 | ±2.5 |
| 400を超え 1000以下 | ±0.3 | ±0.8 | ±2 | ±4 |
| 1000を超え 2000以下 | ±0.5 | ±1.2 | ±3 | ±6 |
| 2000を超え 4000以下 | ― | ±2 | ±4 | ±8 |
図面に「10」とだけ記載され、個別の公差指定がなく、普通公差がJIS B 0405-m(中級)に指定されている場合を考えてみます。
10mmは「6を超え30以下」に該当するため、普通公差は±0.2mmです。
したがって、
10mm → 9.8~10.2mm
が許容範囲となります。
50mmは「30を超え120以下」の範囲です。
JIS B 0405-m(中級)の場合は±0.3mmなので、
50mm → 49.7~50.3mm
が許容範囲となります。
境界の寸法は間違えやすいため注意が必要です。
30mmは「6を超え30以下」に含まれるため、中級(m)では、
30±0.2mm
となります。
30mmを超えた寸法から次の「30を超え120以下」の区分となり、±0.3mmが適用されます。
普通公差は、単純に「公差が書かれていない寸法にはすべてこの表を使えばよい」というものではありません。
まず図面の表題欄や注記を確認し、適用される規格や公差等級を確認する必要があります。
また、個別に公差が指示されている寸法については、その個別公差が優先されます。
図面に普通公差の指定がない場合や、どの規格を適用するのか不明な場合は、設計者や発注者への確認が必要です。
JIS B 0405の普通公差は、個別に公差が指示されていない寸法について許容差を定めるための基準です。
特に機械加工図面では「JIS B 0405-m(中級)」などの指定を見かけることがあります。
普通公差を確認するときは、
① 図面の普通公差指定を確認する
② 寸法がどの区分に入るか確認する
③ f・m・c・vの等級を確認する
④ 個別公差がある場合はそちらを優先する
という順番で確認すると分かりやすくなります。
※本記事はJIS B 0405の普通公差を確認する際の参考情報です。実際の製作・検査では、必ず対象図面の指示および適用規格をご確認ください。
おはようございます😃
— 明光製作所3代目【CNC自動複合旋盤で精密部品加工 兄弟経営&子育てパパ】 (@Meikou_s) March 8, 2024
久しぶりの朝の挨拶です。
先日、集合写真を撮ってもらう機会があり、良い写真だったのでこちらに上げさせてもらいました!!
明光製作所はこのメンバーにプラスもう1名でやっています。
みなさまどうぞ宜しくお願い致します🙇♂️#金曜日は金属の日 pic.twitter.com/3MeZ6tDKwh